2025年4月22日

お知らせ

【イベントレポート】
第4回 こどもDX推進協会Meetup を開催しました

【イベントレポート】
第4回 こどもDX推進協会Meetup を開催しました

一般社団法人こどもDX推進協会は、2025年3月21日(金)に会員間での交流の機会として、総会・Meetupイベントを開催いたしました。

前半は協会・各会議体の活動状況報告やゲストスピーチを実施し、後半はラウンドテーブル・ビジネス交流会を実施いたしました。以下当日の様子をご紹介いたします。

投影スライド

協会活動の振り返り

代表理事の小池義則(株式会社コドモン 代表取締役)から2年間の協会活動の振り返り、3年目以降の取り組むべき課題についてご報告しました。「設立当初は浸透していなかった”こどもDX”という言葉が、今では世間に浸透し皆様のご協力のおかげで活発に議論がなされるようになった」「今後は官民連携を更に強化して、データをつなぎ、紡いでいくことが重要」と呼びかけました。

代表理事交代のお知らせ

協会活動のさらなる発展を目指して、これまで給付・監査分科会を推進してきた理事の髙石 尚和(キッズコネクト株式会社 代表取締役)が2025年4月より代表理事に就任することとなり、挨拶しました。
※ 前代表理事の小池義則は理事として引き続き協会運営に携わります。

キッズコネクト株式会社 代表取締役 髙石 尚和 氏


新代表理事の略歴・就任コメントは、以下プレスリリースよりご覧ください。

2025年4月1日 プレスリリース:キッズコネクト株式会社 髙石 氏 代表理事就任

第5期 新体制・活動の方向性

新代表理事の髙石 尚和より、第5期の新体制として理事体制や会議体制について、また活動の方向性としては 今回新たに取りまとめた「こどもDX MAP」や年間スケジュール等について発表しました。

■ 主な変更・新たな取り組み(抜粋)

・会議体制の変更
各会議体の連携を強化するため、第5期より各会議体を「行政系グループ」「施設系グループ」に分け、グループごとに管掌理事を設置しました。

・こどもDX MAP
こどもの成長過程に応じてどのようなデータが発生するかを一覧化し、協会としてDX推進に取り組んでいる領域を整理するものとして作成しました。今後はこのMAPを基に、横断的なデータ連携に取り組む方針としています。

※ 詳細は投影スライドをご覧ください


 各会議体の活動報告

各会議体グループの管掌理事より、各会議体の第4期の具体的な活動内容、成果やアウトプット、第5期に向けての残論点や課題を中心にご報告しました。

■ 行政系グループ

・電子版母子健康手帳委員会
・行政手続きDX委員会

■ 施設系グループ

・保育DX委員会
・安心・安全テック分科会
・給付・監査DX分科会
・放課後児童クラブDX委員会

※ 詳細は投影スライドをご覧ください

ゲストスピーチ:自由民主党 鈴木英敬衆議院議員

今回はゲストとして、自由民主党 鈴木英敬衆議院議員にご登壇いただき、デジタル社会推進本部 事務局長/「こども・若者」輝く未来創造本部 事務局次長のお立場から「我が国におけるこどもDXに関する取組み」をテーマに、政府与党内で議論されている関連政策についてお話しいただきました。

自由民主党内での役割や政党と政府のそれぞれの役割等をわかりやすくご説明いただきながら、こども家庭庁内で行われている具体的な取り組みの概要や現状の進捗状況をご解説いただきました。

■ 1:こども政策DXの具体的な取組

・子育て支援に係る情報を最適に届ける仕組みの構築
・出生届のオンライン化
・母子保健DXの推進
・里帰りする妊産婦への支援
・保育DXによる現場の負担軽減
・放課後児童クラブDXの推進
・こどもや家庭に寄り添った相談業務のDXの促進

■ 2:こどもデータ連携

最後に「民間企業の皆さんと一緒に、一つでも多くのプロジェクトを実現していきたい。日本のこどもたち、家族のために、共にこどもDXを推進しましょう」と心強いメッセージをいただきました。


ラウンドテーブル・ビジネス交流会

後半は、「保育」「行政」等のテーマごとの7グループに分けてラウンドテーブルを実施しました。
各会員企業で取り組むこども関連の事業について互いに紹介し合い、事業を推進する上で抱えている課題や現在注目している最新事例・トピックなどを共有し、大変有意義な場となりました。

また、ネットワーキングの機会として自由にご交流いただける時間では、協会理事にお声がけされる様子や、会場に集まった参加者同士で名刺交換をされる様子も数多く見られ、熱気溢れる会となりました。

第4回 Meetup 総括

第4回Meetupは、自由民主党 鈴木英敬衆議院議員をお招きしたゲストスピーチを実施し、政府与党内で議論されている関連政策についてお話を伺うことができ、大変貴重な機会となりました。

参加者の方々から「鈴木英敬議員のスピーチでは、知りたかった内容を非常にわかりやすくご説明いただいて大変理解が深まった」「協会に所属している企業同士、横の繋がりができてよかった」「協会の来期方針がよく理解できた」などの感想をいただきました。

今後もより一層こどもDX分野での更なる発展を目指し、協会会員の皆様からの積極的なご意見をいただきながら、こどもDX推進の協働プラットフォームとして社会全体で子育てを支えるための環境整備を推進してまいります。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

こどもDX推進協会のご入会について

こどもDX推進協会では、各種会員(こどもDX会員・法人会員・自治体会員・施設会員・個人会員)の募集を行っています。当協会の主旨・目的にご賛同いただける方は、日本のこどもDXを活性化させるべく、ぜひご入会ください。

【入会方法・詳細案内は公式HPより】
https://kodomodx.or.jp/admission/

こどもDX推進協会について

こどもDX推進協会は、「デジタル技術を集結し、社会全体で子育てを支えるための環境整備を推進する」をミッションに掲げ、主にこどもDXに関わるシステム標準化、調査・研究、こどもDXに関する政策提言などを行う事を目的として2023年に発足いたしました。「こどもまんなか社会」の実現を実効性を持って推進する上で行政・自治体・公的機関・事業者がテクノロジーを介して連携しうる「協働プラットフォーム」としての役割を目指します。

【概要】
・名称: 一般社団法人こどもDX推進協会
・設立日: 2023年2月20日
・所在地: 東京都港区港南2-15-3 品川インターシティC棟15階
・団体HP:https://kodomodx.or.jp
・所属団体数:163団体(正会員100、自治体会員20、施設会員26 他)
※2025年3月25日時点

問い合わせ先:一般社団法人こどもDX推進協会
E-mail:contact@kodomodx.or.jp