2023年3月15日
プレス
こどもまんなか社会をテクノロジー活用で推進
一般社団法人こどもDX推進協会設立を記念して
こどもDXシンポジウムを開催
一般社団法人こどもDX推進協会(所在地:東京都港区、代表理事:小池義則)は、こどもDXが健全に普及する仕組みづくりを行い、テクノロジーを活用して持続可能な「こどもまんなか社会」を実現することを目的に設立されました。これを記念し「一般社団法人こどもDX推進協会の設立総会」および「こどもDXシンポジウム」を3月20日月曜日に開催することをお知らせいたします。本シンポジウムでは、こどもDXを推進する上で、官民が連携して進めるべき「標準仕様」「データ基盤」や「ルールメイキング」といった切り口から課題や解決策を探ってまいります。
一般社団法人こどもDX推進協会について
一般社団法人こどもDX推進協会は、伴走型支援DX・保育施設DX、行政こどもデータ連携、EDTechなどに携わるスタートアップが中心となって運営する非営利団体です。
こどもDXにかかわるITベンダーを主な会員とした業界初の民間団体として同じ志を持つ有志が集まり、2月20日に設立いたしました。
主にこどもDXに関わる各種システムの標準化、こどもと保護者・省庁・自治体・保育施設・ICT事業者などをつなぐプラットフォームの議論、各種調査・研究、こどもDXに関する政策提言などを行う事を目的に、2023年4月に発足するこども家庭庁をはじめ厚生労働省、デジタル庁など各省庁と連携して、テクノロジー活用の側面から「こどもまんなか社会」の実現を実効性を持って推進します。
背景
子育て世代がデジタルデバイスを使いこなし、保育・教育現場でのICTが普及するなど、こどもを取り巻く環境がデジタルシフトをしている現代社会において、「こどもまんなか社会」を実現する上でのテクノロジー活用の有効性は必然的に高まっています。一方で、民間のITベンダーの伴走型支援DX・保育施設DX、行政こどもデータ連携などに関わるICT分野への新規参入が目立っており、こどもや家庭に関するデータの標準仕様の策定やデータの取扱に関するルールメイキング、こどもDXを取り巻く市場環境の整備は急務となってきています。
こうした課題に対して、官民連携で自由で活発な交流活動を支える組織の必要性を強く感じ、本協会の設立に至りました。
こどもDX推進協会記者発表について
開催日時 | 2023年3月20日(月) 16:15~17:00予定(受付16:00~) |
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会場 | ホテルニューオータニ東京 ザ・メイン edo ROOM(東京都千代田区紀尾井町4−1) https://www.newotani.co.jp/tokyo/banquet/hall/edo-room/ |
登壇者 | 代表理事 小池 義則 株式会社コドモン 代表取締役 理事 上野 公嗣 BABYJOB株式会社 代表取締役社長 佐々木 久美子 株式会社グルーヴノーツ 代表取締役会長 谷川 一也 株式会社ミラボ 代表取締役 藤田 将 株式会社MJ 代表取締役 森脇 潤一 株式会社エンペイ 代表取締役 ※記者発表後に理事への囲み取材も実施致します。 |
ご出席を希望されるメディアの方は、お手数ですが下記よりお申し込みください。
お申し込みフォーム:https://forms.gle/cGXexnfa5j8s7nfq7
こどもDXシンポジウムについて
テーマ
官民連携でこどもDXを推進するための論点・方向性
本シンポジウムでは、こどもDXを推進する上で、官民が連携して進めるべき「標準仕様」「データ基盤」や「ルールメイキング」といった切り口から課題や解決策を探ります。こどもDXに関わる事業者や自治体、官公庁、メディアのみなさまは是非ご参加ください。
概要
開催日時 | 2023年3月20日(月) 18:00〜20:00(開場17:30) |
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会場 | ホテルニューオータニ東京 ザ・メイン edo ROOM(東京都千代田区紀尾井町4−1) ※オンライン(ZOOM)双方でのハイブリッド開催 |
定員 | 300名(会場100名、オンライン200名) |
参加費 | 無料 |
対象者 | こども・子育てに関わる事業者/保育・教育業界関係者/自治体関係者/各府省庁関係者 |
お申し込みフォーム | https://forms.gle/cGXexnfa5j8s7nfq7 |
来賓 | 小倉 將信 こども政策担当大臣 加藤 勝信 厚生労働大臣 河野 太郎 デジタル大臣 |
主催 | 一般社団法人こどもDX推進協会 |
プログラム
第一部 | 一般社団法人こどもDX推進協会 設立総会 |
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第二部 | ご挨拶 加藤 勝信 厚生労働大臣/河野 太郎 デジタル大臣 |
パネル ディスカッション | 「こどもまんなか社会を目指して:本当に子育て支援につながるこどもDXとはなんだろう(仮)」 |
モデレーター | 畑中 洋亮 一般財団法人あなたの医療 代表理事(内閣官房こども家庭庁設立準備室 政策参与) |
パネリスト | 小倉 將信 こども政策担当大臣 中室 牧子 デジタル庁 デジタルエデュケーション統括 佐々木 久美子 株式会社グルーヴノーツ 代表取締役会長 |
一般社団法人こどもDX推進協会 詳細
活動の論点
当協会は、主に「こども・家庭」「保育/教育施設・自治体」「行政・こども政策」の3つのDX推進を協会の論点としています。
POINT1 | こども・家庭向け こどもや子育て家庭が必要な情報に素早く簡単にアクセスでき、様々な行政手続きをストレスなく行うことができる環境の整備 |
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POINT2 | 保育・教育施設・自治体向け 保育園などの子育て関連事業者や地方自治体等の子育て支援に携わる方の事務負担の軽減 |
POINT3 | 行政・こども政策 こども政策の質の向上に向けたデータ活用(EBPM)の実施 |
活動内容
- 標準仕様やガイドラインの策定
こどもDXの各種サービスの標準仕様化やガイドライン、品質基準の策定を行います- 標準仕様の策定:
- こどもDX各事業者/自治体間での共通プロトコル、API標準仕様書の策定
- こどもに関するデータ利活用におけるガイドラインの策定
- 品質基準の策定:
- こどもDXにおけるソフトウェア品質基準の策定、認定基準などの提供
- 上記に関する認定および認定管理
- 標準仕様の策定:
- 調査・研究
こどもデータの適切な取扱方法を研究し、こどもDXを安心して推進できる環境構築に貢献します- 市場調査:
- アンケート調査などによる自治体/保育・教育施設/保護者などへの実態データの収集
- 収集データの集計・定量分析並びにレポーティング
- モデル事業の企画・実施:
- 自治体/保育・教育施設と連携したモデル事業の企画・実施
- 市場調査:
- 制度、政策への提言
こどもDXが健全に推進される環境づくりに向け、行政機関・団体に向けた制度、政策への提言を行います- 提言:
- 家庭や自治体、保育・教育施設の立場から、制度政策へ提言を実施
- EBPMに資するデータ提供:
- EBPMの実効性を高める上での、客観的なデータ提供
- 客観的なデータに基づく提言活動
- 提言:
- 会員企業の支援 会員向けの様々な支援や会員間の情報共有により、こどもDX事業者の持続的な事業成長を推進します
- PR支援:
- 協会公式Webサイトでの事業者情報掲載や協会ロゴなどの使用許諾
- こどもDX推進協会認定証の付与(要審査)
- 交流:
- 協会会員間でのビジネスマッチング
- 各種イベントへの参加および登壇機会
- 情報収集・研修:
- 各委員会並びに政策提言への意見提出
- 行政をはじめ業界動向に関する情報共有
- PR支援:
活動方針
概要
名称:一般社団法人こどもDX推進協会
設立日:2023年2月20日
所在地:東京都港区三田3-13-16 三田43MTビル3F
団体HP:https://kodomodx.or.jp
団体人事
代表理事:
小池 義則 株式会社コドモン 代表取締役
理事(順不同):
上野 公嗣 BABYJOB株式会社 代表取締役
佐々木 久美子 株式会社グルーヴノーツ 代表取締役会長
谷川 一也 株式会社ミラボ 代表取締役
藤田 将 株式会社MJ 代表取締役
森脇 潤一 株式会社エンペイ 代表取締役
顧問(順不同):
中室 牧子 慶應義塾大学教授
大豆生田 啓友 玉川大学教授
齋藤 祐善 学校法人 正和学園 理事長
各理事から今回の協会設立に対するコメント(順不同)
小池 義則 株式会社コドモン 代表取締役
ここ数年でこどもDXに資するITベンダーは急増しており、セキュリティーポリシーや各種ガイドライン、共通仕様などの制定によるビジネス環境の整備の重要性も高まっています。
「こどもまんなか社会」に向けて、子育て家庭や保育教育施設、自治体など、こどもを取り巻く環境をよりよくしていくため、各ベンダーの連携強化を実現していきます。
上野 公嗣 BABYJOB株式会社 代表取締役
子育てをしている保護者や保育士は、やらなくてはいけない作業に日々追われています。その作業の一部を支援するサービスとして、私たちはおむつのサブスク「手ぶら登園」を提供しています。しかし、まだまだ保護者や保育士がやらなければいけないことは多く、早急に子育てインフラの整備をする必要があると考えております。各社との連携によってこどもDX化を推し進め、こどもと向き合う時間の確保をすることで、子育てが楽しいと思える社会を共に実現することを目指します。
佐々木 久美子 株式会社グルーヴノーツ 代表取締役会長
本協会の理事に就任させていただき、大変光栄です。私は、働きながら子育てをするワーキングマザーの一人として私自身が欲しいと願う子育ての環境を求めて、テックパークを立ち上げました。社会をより良くするテクノロジーとともに、多様な働き方や暮らしに合わせて、親やこども、教育現場や地域の豊かさを広げていくことを、大切にしています。時代に合わせた子育て支援に関われることを、心から嬉しく思っております。
谷川 一也 株式会社ミラボ 代表取締役
当社は「いまここにない未来を創造」し「社会へ貢献」することを基本理念に、母子健康手帳アプリ・デジタル予防接種システムなどの母子保健DXサービス、各種申請手続きなどの自治体DXサービスを開発・提供し、今年で10年目となりました。サービスを通して、たくさんの保護者やお子さんと向き合うなかで、少子化をはじめとする「こども」に関する多くの問題は、官民が協力して乗り越えなければならない大きな課題の一つだと実感しております。これまでの経験を糧に、同じ志を持つテクノロジー企業の皆様と協力し、日本の未来そのものである「こども」が健やかに安心して過ごせる環境づくりに寄与できるよう微力ながら貢献してまいります。
藤田 将 株式会社MJ 代表取締役
理事就任にあたりここに謹んでご挨拶を申し上げます。私は幼児施設のDX化・ICT化に尽力してきた経緯から、幼児施設のDX化のさらなる進展と、一人として取り残されないDX化を目指し、会員の皆様と、より先進的なソリューションを探求し、DX化の進展に貢献する所存でございます。微力非才の身ではございますが誠心誠意、協会発展のため尽力いたす覚悟でございます。なにとぞご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
森脇 潤一 株式会社エンペイ 代表取締役
未来を担うこどものために、こどもたちの健全で幸せな発育環境の構築、誰しもが悩まず子育てしやすい社会環境の実現を果たしたいと考えています。そして、持続可能な「こどもまんなか社会」は社会全体で創り上げていく必要があります。2023年度は4月1日にこども基本法が施行、こども家庭庁設置とエポックメイキングな年になります。本協会理事の活動を通して、未来を担うこどもたちがより良き環境で成長出来るように尽力、貢献して参りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
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一般社団法人こどもDX推進協会
広報 press@kodomodx.or.jp