【イベントレポート】
第１回こどもDXシンポジウム 兼
一般社団法人こどもDX推進協会設立総会

こどもDX推進協会は、持続可能な「こどもまんなか社会」を目指し、2023年2月20日に設立されました。

その設立を記念し、「第１回こどもDXシンポジウム 兼 こどもDX推進協会設立総会」を2023年3月20日に開催しました。
当日は現地・オンラインを合計し、500名を超える大変多くの方にご参加をいただき、大盛況のうちに終えることができました。
ご参加・ご来場をいただき、ありがとうございました。

以下、当日の様子をレポートします。

イベント概要

イベント資料

当日投影した資料は下記よりご覧いただけます。

開会挨拶

開会にあたり、当協会理事の佐々木久美子（株式会社グルーヴノーツ 代表取締役会長）よりご挨拶申し上げました。

佐々木久美子 理事（株式会社グルーヴノーツ代表取締役会長）

一般社団法人こどもDX推進協会 設立総会

続いて、こどもDX推進協会の設立総会を行いました。代表理事の小池義則より、協会設立の背景と目的、協会の活動内容等についてご紹介いたしました。
「こどもや保護者が必要な情報に素早く簡単にアクセスでき、様々な行政手続きをストレスなく行うことができる環境の整備」「保育園などの子育て関連事業者や、地方自治体などの子育て支援に携わる人の事務負担の軽減」「自治体間のデータ連携や、こども政策の質の向上に向けたデータ活用（EBPM）の実施」をミッションに、多くのこどもDX事業者や、自治体・保育教育施設への参加を呼びかけました。

小池義則 代表理事（株式会社コドモン代表取締役）

加藤勝信 厚生労働大臣からのメッセージ

加藤厚労大臣にご登壇いただき、「こどもや子育て当事者にとってより良い環境を作るための大きな柱の一つとして、こどもDXを前に進める必要がある」「『こどもまんなか社会』の実現に向けて、協会と共にこどもDXの推進に取り組んでいきたい」とDX推進に向けたエールをいただきました。

加藤勝信 厚生労働大臣

河野太郎 デジタル大臣からのメッセージ

続いて河野デジタル大臣にご登壇いただき、「こども・子育てに関する国民からの要望は非常に多く、デジタル庁としても課題に感じている」「子どもたちの夢をかなえ、後押しするようなシステムを作っていきたい」「デジタル庁として協会の声を聞きながら、共にこどもDXを進めていきたい」と協会設立にあたり心強いメッセージをいただきました。

河野太郎 デジタル大臣

パネルディスカッション

後半には「『こども政策DX』とは何を目的に、どう進めるのか？」をテーマにパネルディスカッションを開催しました。
パネリストとして、小倉將信 こども政策担当大臣、中室牧子氏（デジタル庁デジタルエデュケーション統括）、佐々木久美子 理事に、モデレーターとして、畑中洋亮氏（内閣官房こども家庭庁設立準備室 政策参与）にご参加いただき、こどもDXの展望について議論を交わしました。
また、途中では愛媛県西条市の玉井敏久市長より、国内の先行事例として「データ連携によるこども行政DX」についてご紹介もいただきました。

左から中室牧子氏（デジタル庁デジタルエデュケーション統括）、小倉將信 こども政策担当大臣

左から畑中洋亮氏（内閣官房こども家庭庁設立準備室 政策参与）、佐々木久美子 理事

玉井敏久 愛媛県西条市長

閉会挨拶

最後に、代表理事の小池が登壇し、こどもDXの推進に向けたこどもDXベンダーの結束を呼びかけ、閉会挨拶を行いました。
閉会後も、ご参加いただいたこどもDXベンダー、保育・教育施設事業者、自治体職員の方々の間で名刺交換が盛んに行われ、最後まで強い熱気を感じる会となりました。

イベントを終えて

本シンポジウムは、告知から1ヶ月立たずで500人以上の方にご参加いただき、大盛況のうちに終えることができました。ご参加いただいたすべての方に心より御礼申し上げます。

大変多くの方にご参加いただいたことからも、こどもDXへの期待は非常に大きいものと改めて実感いたしました。着実にこどもDXを推進できるよう、本協会の意義を改めて痛感したとともに、会員一同決意を新たに活動に臨んでいく所存です。

引き続き協会へのご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

会員募集について

一般社団法人こどもDX推進協会では、共にこどもDXを推し進める会員を募集しております。特に正会員については、第1回申込み期限を2023年3月31日とし、上限100社としております。また、自治体・保育教育施設の方も入会可能です。ぜひ奮ってご参加ください。
詳細および申込みは、協会ホームページ内入会案内をご参照下さい。