2024年7月29日
イベント
【セミナー登壇レポート】
「保育博ウエスト2024」エデュケーションセミナーに登壇
~日本のこどもDX最前線!保育ICTの今と監査・給付DXの展望~
こどもDX推進協会は、2024年7月17日(水)にマイドームおおさか(大阪市中央区)にて開催された「保育博ウエスト2024」内のエデュケーションセミナー「日本のこどもDX最前線!保育ICTの今と監査・給付DXの展望」へ登壇いたしました。用意されていた100席を超える106名の参加者が聴講する姿からも、保育ICTに関する熱意と期待値の高い有意義なセミナーとなりました。
今回のセミナーでは「日本のこどもDX最前線!保育ICTの今と監査・給付DXの展望」をテーマに、こどもDX推進協会の協会理事3名が前半・後半の二部構成でディスカッションを行いました。
〈登壇者〉敬称略
小池義則 こどもDX推進協会 代表理事 / 株式会社コドモン 代表取締役
土岐泰之 こどもDX推進協会 理事 / ユニファ株式会社 代表取締役CEO
藤田 将 こどもDX推進協会 理事 / 株式会社 MJ 代表取締役社長
〈ファシリテーター〉
三好冬馬 保育ICT推進協会 代表理事
前半:「保育ICT導入の今と今後の展望」
前半は「保育ICT導入の今と今後の展望」と題し、まずは施設DX委員会委員長兼理事の土岐泰之(ユニファ株式会社 代表取締役CEO)より、保育施設でのICT導入の現状と課題に触れながら、こども家庭庁の掲げる「令和8年度までに保育ICT導入率100%」に向けた自治体への施策や、導入によって得られるデータの連携・活用方法など多岐にわたるメリットについても案内いたしました。
また、安心・安全テック分科会 委員長兼理事藤田 将(株式会社 MJ 代表取締役社長)より、近年における保育施設での事故事例をあげ、午睡センサーや置き去り防止ブザー、見守りタグなど、進化を続けるテクノロジーを活用しての予測も含めた安全管理の重要性や可視化の大切さについて語りました。
さらにディスカッションでは、保育ICTの導入率100%へ向け、ICTやテクノロジーそのものへの抵抗感をなくし一歩踏み出せるよう、基本的な機能を充実させつつ操作性や利便性の向上に注力していきたいと三者三様に語るとともに、現場の意見をくみ取りながら他社システムとの連携を想定した取り組みを行っていくことも述べられました。
後半:「こども家庭庁が進める保育DXの最新動向と今後の展望(監査・給付・保活)」
後半では、こどもDX推進協会 代表理事兼保育ICTの運営者である小池義則(株式会社コドモン 代表取締役)が、「こども家庭庁が進める保育DXの最新動向と今後の展望(監査・給付・保活)」と題して、各テーマの現状と課題を説明いたしました。そして国のデジタル田園都市国家構想交付金 TYPESを活用し、実現に向けて動き出しているプロジェクトの話から、保育ICTを基盤としたオンライン化によって、保育施設・自治体・保護者それぞれの負担軽減に結びつく明確な流れを紹介いたしました。
最後に行われたディスカッションでは、すべての保育施設が安心してICTを導入・活用できるための取り組みとして、自治体に向けて積極的に提案していくこと、どのDXサービスベンダーと手を組んでも問題がないような連携やサポート体制の拡充・整備をしていくことなど、こどもDX推進協会としてのミッションや役割もあらためて表明いたしました。
新規会員募集中
一般社団法人こどもDX推進協会では、共にこどもDXを推し進める会員を募集しております。自治体・保育教育施設の方も入会可能です。ぜひ奮ってご参加ください。
詳細および申込みは、協会ホームページ内 入会案内をご参照下さい。