2024年4月25日

お知らせ

「放課後児童クラブにおけるICT導入効果に関する調査」を実施

一般社団法人こどもDX推進協会は、放課後児童クラブにおける業務負担の軽減や保育の質向上等の課題解決に向け、放課後児童クラブICTシステム(以下、「ICT」という)の導入による効果やメリット、導入前に感じていたハードルや懸念を把握することを目的とした「放課後児童クラブにおけるICT導入効果に関する調査」を実施し、調査レポートを公開しました。

■調査実施の経緯
当協会では、主に放課後児童クラブの現場における業務負担の軽減等に向けたICT活用について検討を行う「放課後児童クラブDX委員会」を2024年2月に発足させました。
当該委員会における協議の結果、放課後児童クラブへのICT普及を推進する上で、ICTの導入効果や導入を妨げている課題などの実態把握が不足している現状を踏まえ、標記調査を行うこととしました。

■調査内容の設計
放課後児童クラブにおいて実施していることが多いと考えられる業務を下記のとおり整理し、調査対象としました。
なお、複数の放課後児童クラブを統括する運営法人の本部や自治体等において現場に代わり業務を実施しているケースも考えられることから、アナログ・ICT利用問わず現場において通常業務として取り組んでいるかどうかの実施状況を確認したうえで、実施している場合のみICT利用状況・効果実感状況を尋ねることとしました。

 【調査対象業務】
利用申請の管理
入退室の記録・管理
保育料・延長保育料の計算
保護者からの欠席・遅刻の受付
保護者への連絡
法人内、施設内の事務連絡
職員の出退勤管理
連絡帳の記入・確認
送り出しの管理(帰宅時間や帰宅方法の管理など)
送迎バスの管理

■調査の概要
調査期間:2024年3月4日-3月19日
調査対象:協会正会員の提供するICTサービスを利用している、全国の放課後児童クラブ(運営区分等を問わない)
回答者:対象施設で勤務する職員(1クラブあたり1名のみ回答)
回答方法:WEBフォームまたはExcelシートによる回答
回答数:176件


放課後児童クラブにおけるICT導入効果に関する調査レポートはコチラからご覧ください。