2024年3月22日
イベント
【イベントレポート】
第2回 総会・Meetup
来期協会全体の更なる発展に向けて
一般社団法人こどもDX推進協会は、2024年2月21日(水)に会員間での交流の機会とした総会・Meetupイベントを開催いたしました。前半の総会では協会の活動状況報告を実施し、その後のMeetupイベントでは4つのテーマ別に会員の皆様同士でディスカッションや意見交換を行うラウンドテーブル、懇親会も実施いたしました。以下当日の様子をご紹介いたします。
冒頭代表理事・理事からの挨拶
会の冒頭、代表理事・理事から挨拶をしました。以下ご紹介します。
代表理事 小池義則(株式会社コドモン 代表取締役)
- がむしゃらで走ってきた1年間だった。会員の皆様にどんな価値を提供できているのか、自治体の方々にどういう価値を提供できているのか、来期は会員の皆様や自治体の皆様への価値提供、これらの向上に向けて、皆さんの意見に耳を傾けながら、関係者の方々に声を届けていきいたいと思っています。
理事 土岐泰之(ユニファ株式会社 代表取締役CEO)
- 会員の皆様とフェイスtoフェイスでお会いできることを嬉しく思っています。保育のICT化は、園の基盤として保活・給付・監査など様々なことにつながっていくと考えています。こども家庭庁が大きな目標を掲げるなかで、システムとしてどう利活用まで続けていくのか、デジタルだけではなくX(トランスフォーメーション)をどう実現していくかや、付加価値をつける部分はどこなのか、是非、直接皆さんと意見交換できたらと思っています。
理事 佐々木久美子(株式会社グルーヴノーツ 代表取締役会長)
- この1年間様々なテーマで委員会が設けられ、話し合われながら進められてきました。あっという間だった実感しかなく、その中で、会員の皆様にしっかりと価値を提供できているのか、理事の方も含めてずっと考えていました。今日皆さんとフェイスtoフェイスでようやくお話することができることを嬉しく思います。競争関係を超えて、共にコラボレーションしていくフェーズであり、皆さんのご協力が不可欠だと考えています。
理事 藤田将(株式会社MJ 代表取締役)
- この1年を振り返ると、競争相手との協働という難しい挑戦をうまく進めてきた1年だったと思っています。皆さん自身の展望を共有しあっていくことでまた見える世界が広がるので、今日はそういう機会にできればと考えています。是非参加されている皆さんのご意見をお伺いしながら、今後の連携につなげていきたいと思っています。
理事 上野 公嗣(BABY JOB株式会社 代表取締役社長)
- この1年間、子育てDX委員会、施設DX委員会に携わらせていただきました。皆さんとの対話を通じて、まだまだ政策提言していかないといけないものが多くあると感じています。ただ、策があっても実行されないと意味がありませんので、どうしたら実行まで進められるのかをさらに皆さんと話していきたいと思っています。
理事 谷川一也(株式会社ミラボ 代表取締役)
- 母子手帳アプリや行政に関わる施策の担当をしています。デジタル庁、こども家庭庁の立ち上げと共に、これまで一緒に進めてきました。官民連携は今こそ必要なフェーズであり、民間が官と一緒に作っていくためのスキームを構築するにあたって、今が一番のチャンスだと考えています。IT分野に関して日本は出遅れたと言われていますが、官民連携のかたちで「日本のDX」というものを示していきたいと思っています。
理事代理 金山健介(株式会社エンペイ 執行役員)
- 施設DX委員会の中でキャッシュレスをテーマに推進してきました。子育てをきっかけに幅広いテーマに関わってきたが、今日は協調・競争領域の中でも特に協調の部分、それも事業者間だけでなく、施設、自治体など、皆さんの生の声をしっかり聞いて、今後に活かし是非充実した総会・Meetupにしていきたいと考えています。
協会活動報告
施設DX委員会より報告
施設DX委員会委員長兼理事の土岐泰之(ユニファ株式会社 代表取締役CEO)より、活動報告から検討事項・今後の進め方について具体的な報告がされました。
子育てDX委員会より報告
続いて、子育てDX委員会の委員長 高橋恭文(コネヒト株式会社)より、活動報告から検討事項・今後の進め方について具体的な報告がされました。
協会全体の活動報告と来期の活動に向けて
代表理事の小池からは、施設DX委員会、子育てDX委員会以外の協会活動全体の報告と今後の展望について報告しました。来期、こどもDX推進協会の活動をより強化していくにあたり、会員区分変更に関するご説明もさせていただきました。
最後に、「主に省庁との関係構築を主軸に動き、東京都との連携に向けた座組をしっかり構築してきた1年でした。前期の成果と課題をしっかり振り返り、参画頂いている協会会員の皆様のビジネスの促進につながるお手伝いや、自治体との連携、実証実験の機会を今年度はもっと設けていきたいと考えています。協会に期待をして頂き、皆様からの色々な声を頂きながらこの協会を盛り上げていきたい。」と代表理事小池よりご参加された皆様にお伝えいたしました。
ラウンドテーブル
各委員会からの活動報告の後は、参加者同士のラウンドテーブルディスカッションを行いました。4つのテーマ(施設DX・子育てDX・自治体DX・フリーディスカッション)に別れ、各テーブルのファシリテーターは協会理事が担当し、最新情報の共有や参加者同士で意見交換を行い、各テーブルとても活発な議論や意見交換がされました。
懇親会
ラウンドテーブルディスカッションの後は、ネットワーキングの機会として立食形式の懇親会を行いました。会場に集まった他の参加者と名刺交換をされる様子も数多く見られ、熱気に溢れる時間となりました。
第2回総会・Meetup総括
第2回総会・MeetUpは、ラウンドテーブルディスカッションを設け、各テーマの議論に対して、参加者の皆様から直接ご意見を聞ける大変貴重な機会となりました。
参加者の方々からは、「同業界の方と対面でお話する機会はなかなかないため、貴重な時間となった」や「連携できそうな企業の方々とつながりができて、とても有益でした」等の感想も多くいただき、来期はオフラインやオンラインで会員様同士の交流や、意見交換をできる機会を増やしていきたいと考えております。
今後より一層こどもDX分野での更なる発展を目指し、協会会員の皆様からの積極的なご意見を頂きながら、こどもDX推進の協働プラットフォームとして社会全体で子育てを支えるための環境整備を推進してまいります。ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。
新規会員募集中
一般社団法人こどもDX推進協会では、共にこどもDXを推し進める会員を募集しております。自治体・保育教育施設の方も入会可能です。ぜひ奮ってご参加ください。
詳細および申込みは、協会ホームページ内 入会案内をご参照下さい